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2013年7月24日水曜日

山口の集落大量殺人放火事件が広島少女死体遺棄LINE事件よりも怖くない理由は、真相にあり。

さて、広島の少女死体遺棄LINE事件もまだ収まりがつかない中、またも異常と思えるような事件、山口集落大量殺人放火事件が起きましたね。

連日報道されているので、細かい話はそちらにお任せして。

この山口の事件、気持ちの悪い川柳が張り出されたり、村の約半数の人が殺されていたり、と確かに以上と思える事件ですが・・・。


どちらかというと、広島のLINE事件の方が恐ろしく思えるのは何故なのでしょうか?


いやいや山口のほうが恐ろしい、という方もおられるでしょうし、それはそれで正しいです。あくまで私個人のがそう思っている部分を、すこし具体的に考えてみようと思います。


まず、事件の被害者数を見れば、


  • 広島少女死体遺棄事件 → 被害者1人、加害者7人以上
  • 山口集落大量殺人放火事件 → 被害者5人、加害者1人


なにも加害者が多いから凶悪というわけではありませんが、なんとなく1人を寄ってたかって、っていうのは凶悪感がありますよね。
まあ、一人で5人も殺すのも充分恐ろしいですが・・・。


さらに、加害者が残したメッセージで考えれば、

  • 広島少女死体遺棄事件 → 「ないない。首の骨折ったし。」など
  • 山口大量殺人放火事件 → 「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」

まあ、「張り紙」という形式が恐怖感を煽りますが、実際には外部への発信という意味ではLINEとかわりはありません。
ですので、その形式よりも内容に目を向けましょう。

すると、山口の場合には、何らかの村民に対する非難、というのが明らかです。
あたかも、「自分は悪くない。」と言っているように思えませんでしょうか?

翻って、広島の方では、殺害の詳細、自首に至った経緯、反省している素振りが無い、などなど、様々な情報が発信されていますが、基本的には「殺して何が悪いの?」というものでした。


両者で決定的に違うのは、「罪の意識」です。


山口の方は、当然殺人が重大な罪だという意識があるために、放火をして証拠隠滅を図っています。
一方、広島の方は、遺体を埋めるという事もしていません。「捨てた」と言う、まさにそのまま、放置しています。

まずこの点からしても、広島のほうが異常ではないでしょうか?
(もちろん、殺害人数、さらに放火、と言うことでよっぽど山口のほうが罪は重くなりますが。)


さらに違うのは、その奥に透けて見える背景です。



山口の方は、どうやら田舎に何らかの理由で戻ってきた男性が、何らかの精神的ダメージや被害妄想によって、村八分にされた(村八分が先か、男性の奇行が先かはハッキリしてませんが)事が原因と見られています。

つまり、結果的に村人の半数を殺すという恐ろしい事はしているのですが、せいぜい村社会の問題や精神疾患の問題などに落ち着く事件なんじゃないかと思うのです。

ところが、広島のほうはどうでしょう?


当ブログでもさんざん妄想的な話を真相と銘打って書きました。(妄想は真相にはなりえません!)


◯広島の少女(16)死体遺棄事件の真相を妄想してみる。 
◯広島死体遺棄事件、出頭した少女(16)の一時逃走や育児放棄(ネグレクト)が判明。その境遇から真相を妄想。


ここには、16歳少女の管理売春やネグレクト、生活保護、出頭少女の嘘、などなど、16歳が思いついて行動したとは思えないような内容が山盛りです。

というか、どう考えても裏にもっと暗い組織的なものの存在が見え隠れしています。

そもそも、人を殺して罪の意識が無いなんて、カルト教団じゃないかと思えるほどです。
(一応、その後遺体の惨状をみて、罪の意識が芽生えたと言ってはいるそうですが・・・。)


そして、未だにその裏の暗いものは見えてきていません。


この点もまた、広島の事件の方が恐ろしく見える所以です。


と、ここまで広島少女死体遺棄事件と山口大量殺人放火事件を比べてきました。
私が広島の事件の方を恐ろしく思っている点はお分かり頂けと思います。


さて、実はその比べる過程で、おや、と思ったことがあります。



・少女はこれが最初の殺人だったのだろうか?

・死体を埋めずに放置した理由があるんじゃないのか?


という2点です。

次回更新で、この2点について書こうと思います。